花粉症

スギの花粉症は治ります。

1. スギの花粉症は治ります。
   日本の花粉症治療の主流は薬ですが、症状を抑えるのみで根本的な治療ではありません。そのため、毎年春になれば、症状は出ますし、花粉の飛散量が多いと薬では抑えきれませんし、鼻水や鼻閉でしんどくなります。また、薬には眠気や口渇などの副作用もあり、薬代もかかります。そこで、小杉中央クリニックでは
   （１）腸内環境の改善
   （２）スギの花粉のアイゾパシー(ホメオパシー）
   の2つを併用して、花粉症の治療を行います。

（１）腸内環境を整える花粉症治療

1. 花粉症は、アレルゲンである花粉が体内に入ってきた際、免疫グロブリンの一つであるIgE抗体が過剰に作られることで生じるアレルギー疾患です。乳酸菌を含むヨーグルトを食べることで、腸内環境が整い、花粉症が収まると言う話を聞いたことはあるのではないでしょうか？腸内環境が乱れていると、悪玉菌が優位になり、免疫バランスが崩れ、Th2細胞が過剰になるとアレルギー症状が起こるのです。私のところでは、腸内環境を良くする事で、スギの花粉症などのアレルギーを治しています。ただし、時間はかかります。
2. スギの花粉のアレルギーは、血液検査で調べます。特異的IgEの数値がは0.5以上はアレルギー有りで、1.0以上は要注意です。スギの花粉症が酷い人は10以上の人がたくさんいます。当院に通院中の患者のスギ花粉のアレルギー検査の結果です。腸内環境を整える薬などを内服しました。2018年5月　6.21、8月　3.46、2019年12月0.83 2020年4月　1.94 、12月　0.21と下がりました。時間はかかりましたが、数値は0.21で、ほぼ治癒で症状もありません。スギ花粉の時期になれば、多少特異的IgEの数値は上がると思いますが、ほぼ治ったと言って良いでしょう。
3. この方は、スギ以外には、ヒノキ、小麦、牛肉、マグロなどの極軽度のアレルギーも良くなっています。当院では採血にてアレルギーを測定し、他院よりすごく詳しく検査いたします。また、私独自の方法で、腸内環境を良くします。スギの花粉症、小麦、米、牛乳などのアレルギーも治ります。

（２）スギの花粉のアイゾパシー(ホメオパシー）

1. ホメオパシーとは、植物や鉱物などを分子が無くなる以上に薄めて、原液の物質は分子レベルで分析しても検出されなくなります。
   これ直径5㎜にも満たない砂糖玉に染みこませたものがレメディです。スギの花粉のレメディを使用して、体質改善をする方法です。
2. 医学的にも証明されたもので、以前一流の医学誌にブタクサの花粉症がレメディで治ったという記事も載っており、病気の原因となった物質から作られた物で、
   治療することをアイソパシーと言われました。ホメオパシーの先生が、それをヒントに日本で2007年よりスギの花粉のアイソパシーを始めました。
3. スギ花粉の始まるシーズンの始めよりスギ花粉のレメディを60日間、毎日1錠ずつ飲んでもらいます。
4. スギの花粉のアイソパシーで、症状をよくコントロールできた割合は、
   1年目で30％、2年目で41％、3年目で60％、4年目で81％という結果でした。1年目で効果が低くとも、時間がたつほど効果がみられている症例が多く、4年目には8割の人が良好な結果を得られます。速攻性はありませんが、毎年、西洋薬をもらい苦しむより良くなると自負しています。
5. 対して、西洋医学のアレルギー治療では、100年以上も前から行われたアレルゲン免疫療法があります。以前は、スギのアレルゲンを含む治療薬を皮下に注射する「皮下免疫療法」でした。それが近年、経口で手軽にできるようになったのが「舌下免疫療法」です。
6. アイソパシーと違い舌下免疫療法はリアルなスギの花粉を身体に入れます。そのため、副作用が強くでることがある。また、アイソパシーがスギの花粉の時期に60日飲むのに対して、1年中飲まなければならず3年間に、渡り内服してもらう治療です。
   医療費も高く、長くかかり、副作用も多く、アイソパシーの方が優れていると考えます。