自然療法の師匠の石川 眞樹夫先生の記事が分かりやすいのでブログに掲載させていただきました。その3
4.日本脳炎ワクチン
日本脳炎はコガタアカイエカが媒介するウイルス感染症です。私は現在、札幌市で開業しているので、先に一言述べますが、流行が存在しない北海道で副作用で死亡するリスクまである日本脳炎ワクチンを打つなど愚の骨頂です。さらに、10歳の子ども達の血液検査では、ワクチン非接種群でも約80%の子ども達に自然に抗体を獲得しているのが現実です。
日本脳炎:1960年代後半から発症は激減していて、この20年間の発症は全国で10人未満。20歳以下の感染者は年間0人から2人です。一方、このワクチンには、多くの副作用があり、特に脳炎や急性散在性脳脊髄炎(ADEM)などの中枢神経障害が引き起こされていて、2003年にはワクチン接種の後に、6人が急性散在性脳脊髄炎を発症し、2004年には13歳の女子中学生がこの副作用から重症心身障害に陥ったとして因果関係も認められているのです。
これらの事態を受けて2005年から2010年にかけては、日本脳炎ワクチンの積極的接種勧奨が差し控えられていましたが、2009年6月には「化血研」と「阪大微研」製造の「乾燥細胞培養ワクチン」による積極的勧奨が再会され、残念な事に2010年度には害反応報告が151件出され、脳炎3人、痙攣12人、運動障害1人という状況になっており、2010年の害報告は、10万件のワクチン接種について、2.5件で過去最高になっています。
日本脳炎患者さんの発生状況、自然抗体の獲得率の高さ、現在のワクチンの害報告頻度の高さなど、どの要因を見ても子どもにワクチンを打つメリットはありません。
5. Hibワクチン(b型インフルエンザ菌ワクチン)
●b型インフルエンザ菌は常在菌です。健康な子どもの60%から90%の鼻や喉に住み着いている菌です。5歳以上の子どものほとんどに自然抗体も出来ています。このような菌による疾患のすべては、人間の側の抵抗力が落ちたときにだけ重症の感染症を起こします。
●Hibワクチンに関連しての大きな問題は、2012年5月までHibワクチンと肺炎球菌の同時接種で13人が、Hibワクチン単独で3人が死亡しています。他に明瞭な原因がないにも関わらず、関連性は不明とされ、一時中止された接種も再開されてしまっています。
●Hibワクチンワクチンによる死亡率は0.02~1人なので、5歳未満児全員が接種すると、10人から54人がワクチンで死亡してしまいます。この死亡率はHibによる重症感染症の死亡率と違いがない数値であり、ワクチンのデメリットがメリットを越えることを示しています。リスクベネフィットだけを考えても、このワクチンには打つべき根拠がありません。
●自然療法医の立場から再度述べるなら、赤ちゃんを健康に育てるには、受胎してから出産までの10月10日と、生まれてからの2年半をいかに自然に健やかに育てるかにすべてがかかっていると言っても過言ではないのです。生まれてからの80年間よりも大事な「妊娠期間中の生活」をおろそかにしたり、100歳まで影響を及ぼす「三つ子の魂」を十分に育てることなく、ワクチンを打つことで子どもの健康な発育を守る事は出来ないのです。次ぎに述べる肺炎球菌ワクチンや、子宮頚癌ワクチンなど、儲け主義の製薬産業が後押ししている危険なワクチンを健康な子ども達の体に押しつけることはせず、人間として自然な生活を守ることで、子ども達の健康を守って頂きたいと私は願っています。
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