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人口甘味料は体重を増やす?

【人口甘味料は体重を増やす?】
コカコーラや人工甘味料を使用した清涼飲料水やお菓子が増えています。それを食べれば、体が満足するし、いっぱい食べても大丈夫で体重は減少すると考えがちですよね。しかし、人口甘味料を使い続けると体重が増加したことがわかりました。今回、カナダの医学誌「カナディアン・メディカル・アソシエーション・ジャーナル(CMAJ)」に7月中旬に掲載された論文は、過去に行われた37件の研究結果についてのメタ分析の結果をまとめたものです。調査対象者は合計40万人以上です。

過去の複数の研究結果について見直しを行ったところ、人工甘味料が体重の減少ではなく増加につながる可能性もあり得ることがわかりました。そして、その理由はは長期的に見た場合の体重増加とその他の健康上の問題との関連性であることが分かったといいいます。

人工甘味料と体重増加に関連性があると見られるのはなぜでしょうか? 菓子や清涼飲料に広く使われているサッカリンなどの人工甘味料には、インスリンをわずかですが、上昇させる作用があります。簡単に言うとインスリンは、膵臓から出る人体ほぼ唯一の血糖を下げるホルモンです。血糖を下げると同時に筋肉や肝臓に脂肪として取り込み太らせる作用があります。そこで高インスリン血症に傾くことにより、その後の過食につながったり、インスリン抵抗性から糖尿病の発症に結び付くという可能性も否定はできません。

もう一つは、、ミバエとマウスを対象に行った実験結果に基づくものです。脳による「甘味の認識」と摂取エネルギー量の関連性が人工甘味料では保たれない点がその理由とされる。つまり、甘味を認識してもエネルギーが摂取されていないため、脳は別のものからの栄養摂取を欲してしまうということです。つまり、人口甘味料自体は、問題なくても、心と体の欲求により、余計なものを食べてしまうのかもしれません。 

また、甘味料が腸内細菌の自然なバランスを壊し、それによって食べ物の代謝が強い影響を受けるというものだ。その他には、意識・無意識にかかわらず、完全に心理的な理由が指摘されています。私たちはある方法でカロリー摂取量を制限すると、別の一つまたは複数の方法で、栄養を摂取しようとするそうです。

それから、ダイエットタイプのコーラや食品等などに使われている人工甘味料のアスパラテームには、「清涼飲料水などに使われているノンカロリー人工甘味料で”元気な精子”が減る」こんなショッキングな実験結果が日本薬学会で発表されました。それだけではなく、研究者は(1)ポリープの発生。(2)目に奇形(統計的にも有意差)。(3)体重減少(多くの実験で確認)。(4)骨格が異常になる。(5) 内蔵異常(肝臓、心臓、胃、副腎などが肥大する。)6)脳内伝達物質に変化が起こり、「うつ」を引き起こす。(7)脳障害児(妊婦がとると生まれる恐れがある。(8)分解毒物性の不安があげられている。また、長期間使用してどうなるかはまだ、あまり報告がありません。とても恐い副作用ですね。それ以外の多くの甘味料にも害があると考えて良いと思います。

皆さん、こんな太るかも知れなくて、危険な人口甘味料を使いたくないですね。私は、低カロリーの飴やジュースなどをの人工甘味料を少量使用することは、悪くないと思います。しかし、毎日常用することは、好ましくないと考えます。やはり、痩せるためには、甘みをあまり欲しがらない心と体を作ることが一番だと思います。

さて、小杉中央クリニックは、再開発のために平成28年の年末に武蔵小杉北口から、徒歩1分の武蔵小杉タワープレイスの2階に移転しました。当院は、食事療法や運動を指導して、できるだけ薬に頼らない治療を目標とします。お悩みの症状のある方など親身になってご相談に乗りますので、是非、一度御受診ください。よろしくお願いいたします。 小杉中央クリニック 院長 布施純郎

 

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Posted by 武蔵小杉の内科|武蔵小杉駅1分の内科なら小杉中央クリニック at / 気ままなブログ