「水からの伝言」は永遠に語り続けられます。
江本勝先生は代表作の『水からの伝言』の著者として有名である。著作は海外にもよく知られているとされており、海外講演も行なっていた。彼の著作は世界40ヶ国語以上に翻訳をされており、2004年にはニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに17週連続ランクイン。2011年にはイギリスのワトキンス・ブックスで発行する「ワトキンス・レビュー」において「精神世界」ジャンル中で最も影響力のある現存の100人の一人に選ばれています。日本以上に世界で有名な人でした。その江本先生が10月に他界されまた。お話したこともありますがとても素敵なかたでした。とても残念です。
さて、水からの伝言の内容ですが、江本らによる独自の方法で撮影した「雪花状の氷」の写真が多数収録されている。2009年までには45ヶ国語に翻訳、世界75カ国で出版されシリーズで250万部以上が発行ました。この「水からの伝言」の水の結晶の写真集では、「結晶を作る際に「ありがとう」や「平和」など「よい言葉」をかけると美しい雪花状の結晶ができて、「ばかやろう」や「戦争」など「悪い言葉」をかけると汚い結晶ができる」のです。つまり、水に言葉をかけると、結晶の形がその言葉に影響されるといった主旨の文章がキャプションとして付されています。同書によれば「言葉のかけ方」とは、「紙に言葉を書き、水から見えるように文字の書かれた面を内側にして、水をいれた瓶に貼ることである。あるいは「水の入った瓶に向かって声をかけ」てもよいのです。
そして、ある方が水の伝言を証明するためにご飯を題材として実験しました。ごはんの一つには、『ありがとう』といい続けて、もう一つのご飯には、
『バカヤロー』といい続け、1ヵ月実験をしました。終了後に初めて、蓋を開けました。
『ありがとう』といい続けたご飯には、糀のような白いカビが生えて、匂いはほとんどしません。 『バカヤロー』といい続けたご飯には、白いカビと茶色のカビが半々に生えて、酸っぱい匂いがします。無視し続けたご飯には、緑色のカビがびっしり生えて、ひどい悪臭がします。同じ条件のもとに置いてあったご飯ですが、言葉1つでこれ程変わるのです。言霊は大事です。実際ネガティブに生きてる人は運が無く、ポジティブに生きている人には幸運がめぐってきます。肝に命じて、良い言葉を使っていきたいものですね。
水からの伝言やこれらの研究を迷信であると言う人がいますが、ロマンがあり、素晴らしいではないでしょうか。日本でも古い時代より、「言霊」という言葉がありますね。言霊とは、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるということです。つまりは、良き言の葉は良きものを招き、悪き言の葉は災いを招く」といった観念がありました。
奈良時代には自分の意志をはっきりと声に出して言うことを「言挙げ」と言い、それが自分の慢心によるものであった場合には悪い結果がもたらされると信じられた。例えば『古事記』において倭建命が伊吹山に登ったとき山の神の化身に出会ったが、倭建命はこれは神の使いだから帰りに退治しようと言挙げした。それが命の慢心によるものであったため、命は神の祟りに遭い亡くなってしまったと言われている。
また、水からの伝言が非科学的だと言っている人に対して、私は「今の科学は宇宙の真理の1%もわかっていないと考えます。産業革命から、たかだか、200年しか経っていません。中世の時代にコペルニクスは地動説を唱えて、弾圧されました。しかし、死後に正しいことが証明されました。その時には、常識的に考えられないことでも、時代が経てば、正しいと証明されると思っています。言霊もいつか、科学的に証明されると信じています。」と伝えたいです。
以上、武蔵小杉徒歩2分の内科クリニック、一般内科、糖尿病内科の院長の布施純郎のお話でした。