朝食を抜くと頭が働くなり、朝食を食べないと体に良くないと思っているあなた、それは、間違いです。確かに糖尿病など一日三食食べた方が良い人もいますが大部分の方は、一日一食、二食で良いと考えます。
朝食を抜いて、前の日の夕食から次の日の昼食まで(午前10時くらい昼食でも良い。)腸管を15時間位以上休ませる事は体に良いです。一日三食と言うことは、何の根拠もありません。江戸時代中期までは一日二食でした。 実は、消化のためにフル稼働している内臓を休ませる必要があります。消化と排泄のために腸管などはフル稼働しています。また、食べ物を消化するごとに活性酸素が発生しています。活性酸素はご存じの通り癌や動脈硬化を引き起こします。朝食抜きにより少しでも食べものが減らせれば、活性酸素も減ります。
当たり前のように言われている「一日三食」は、老化を促進し、さまざまな病気を引き起こしている。しかも、普通に食べてもカロリーオーバー。そしてカロリー的には「食べ過ぎ」でありながら栄養は足りていない。つまり、私たちは「重大な栄養失調」に蝕まれつつあります。つまり、それこそファストフードやラーメンなどで売っている栄養価のないスカスカのものを食べているのです。(詳しくは当ブログの「玄米は体に良くお勧めです。」をご参照ください。)
また、サーチュイン遺伝子と呼ばれる生命力遺伝子が空腹によりスイッチがオンされます。「空腹の状態が、体にとってよい」といっても、ピンとこない人も多いはず。 けれど、空腹時こそ、サーチュイン遺伝子が働く唯一のチャンスなのだ。
サーチュイン遺伝子は、体内の細胞内にある遺伝子をすべてスキャンし、 壊れたり傷ついた遺伝子を修復するというもの。 簡単にいえば、老化や病気を食い止める働きをする遺伝子です。さらに、スイッチが入ると細胞中のミトコンドリアが活性化し、エネルギー効率が高まります。 結果、生物の寿命が延びるそうです。空腹で若返ることは間違いありません。
動物実験ではカロリー制限を30~60日続けるとサーチュイン遺伝子が目覚めることがわかっています。カロリー制限がなぜサーチュイン遺伝子を目覚めさせるか、理由は明らかになってないが、研究では、他の生物や動物でも、サーチュイン遺伝子を活性化させると1.4~2倍ほど寿命が延びることが確認されています。
また、1日3食食べないと太る」「朝食を抜くと太る」という強迫観念に悩む必要はありません。」
【消費カロリー > 摂取カロリー】・・・痩せる。
【消費カロリー = 摂取カロリー】・・・変わらない。
【消費カロリー < 摂取カロリー】・・・太る。ただ、それだけなのです。
1日3食だろうが2食だろうが1食だろうが、オーバーカロリー(消費カロリー < 摂取カロリー)なら太るし、アンダーカロリー(消費カロリー > 摂取カロリー)なら痩せます。人間の体脂肪の増減は、消費カロリーと摂取カロリーのバランスで大体決まります。
さらに、前日の19時より翌日の11時まで断食をしますと14時間の時間が空いて、プチ断食のような効果も期待できます。新陳代謝を良くする、脂肪が燃焼しやすい、便秘をなくすといった、健康的で痩せやすい身体にする効果があります。” 内蔵を休ませる。毒物・老廃物を排出する。体の抵抗力が増すなどの効果が期待できます。中には、一日一食をしている方もおります。
私自身、朝食抜きにすることで、内臓を休めることができて、疲労感が軽減したり、体が軽くなって朝から元気いっぱい動けるようになった気がします。昨年一日二食にしましたが、昼ご飯がとても美味しいし、体が軽い感じがします。
しかし、肥満や糖尿病の人は一日二食にすると、太ったり、血糖値が上がったりすることがあるので注意が必要です。医師にご相談下さい。もはや、一日三食取らねばならないとは過去の考え方です一日二食で腹八分目で、野菜や玄米や酵素食などの食物繊維を良く取る事、それこそが大事です。また、肥満の人や夜の食事は遅い人は夕食の炭水化物(米、パン、麺、いも、かぼちゃなど)は控えてください。そうして、甘いものを控えれば、体重は減少してくるはずです。
以上、武蔵小杉徒歩2分の内科クリニック、一般内科、糖尿病内科の院長の
布施純郎のお話でした。