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気ままなブログ

バッチフラワーレメディ

当院は、薬を使いすぎずに治療していく方針です。西洋医学に加えて自然医療も行って行きたいと考えてます。その流れで私は今春より札幌でクリニック光のいずみの院長でさらにバッチホリスティック研究会の元理事である石川眞樹夫先生に師事しています。今回はバッチフラワーレメディについてお話します。

バッチフラワーレメディは1936年にイギリスの医師のエドワード・バッチ博士(Edward Bach)が提唱したものである。バッチフラワーに用いられる療剤は、一般にレメディー(バッチフラワーレメディー)と称する液体です。植物の花びらに結露、あるいは蒸散した露にはなんらかのエネルギーがあるとされ、この花びらを洗面器に浸し、蒸留水で希釈して製造される。バッチフラワー療法は、38種類の植物および鉱物上の結露を原料とするレメディーを用います。

理論的には、バッチ博士は38種類のバッチフラワーレメディのそれぞれが異なる精神状態や感情に対応していることを発見しました。レメディは身体的な病気に直接働くかけるものではなく、精神面に働きかけ調和を取り戻すことによって、身体の自然な防御力が働きやすくなります。このことは、自分で自分の身体を癒やすことができるという意味です。説明すると、例えば、仕事などでストレスがあると胃潰瘍になりますよね。つまり身体と心は繋がっているのです。そのストレスを感じている心をフラワーレメディで癒やせば、結果的に病気は良くなるということです。

バッチフラワーフランス
話は変わりますが、これは私の夏休み中のフランスの薬局での写真ですが、フランスのほとんどの大きな薬局にはバッチフラワーレメディが置いてあります。イギリスも同様で、アメリカにも良くおいてあるそうです。ヨーロッパではバッチフラワーに市民が関心を持っていて、受け入れられています。

フラワーレメディの効果は(1)ストレスに強くなる。(2)性格に変化が起こる。(3)自分を知ることができる。(4)他人とのコミュニケーションがとりやすくなる。(5)人生の方向が見えてくる。などです。

また、フラワーレメディの特徴は、
(a)レメディは科学的、医学的な知識がなくても誰にでも使えます。害や副作用がなく安全のため、安心して使用できます。多38種類の中から適当なものを使えばいいのです。例え合っていないレメディでも副作用がないので大丈夫です。
(b)誰でもどんな状況でも使用できます。赤ちゃんからお年寄りまで使うことができます。それだけでなく、ペットや植物にまで使用することができます。
(c)心や感情に作用して本来の状態を取り戻す。たとえ病気であってもレメディで心のバランスを戻し、免疫力を高めれば病気は治ります。また、健康なひとでも免疫力が向上し、風邪や病気になりにくくします。
(d)レメディはどんな組み合わせも可能です。レメディは通常7種類まで使用することができます。
(e)依存性や習慣性はなく、いつでもやめられますし、再使用できます。
(f)どんな治療法や薬剤とも使用できる。多くの代替療法では、薬剤との併用に制限があったり、副作用があったりしますがフラワーレメディにはありません。ですから、抗癌剤の副作用を減らすために用いたり、精神科薬の減量のために用いたりすることができます。

バッチフラワーレメディの飲み方ですが、まずトリートメントボトルを作ります。最初にレメディ用のボトルにミネラルウォーターを入れます。その中に必要なフラワーレメディを4−7種類くらい適量いれます。それがトリートメントボトルです。コップに水を入れそのトリートメントボトルから4滴程度入れます。それを飲めば完了です。それを1日4回くらい飲んでください。

口から、インフルエンザウイルスや風邪のウイルスが入っても全員が病気になることはありません。バッチ博士は人間の身体は自然な状態では健康であると言っています。感情のバランスが崩れて免疫作用が低下したときに、初めて病気は勢いづくのです。このような理由で感情のアンバランスこそが病気の本当の原因であると言ったのです。そこで、感情のアンバランスが起こり始めた時に身体に病気が現れる前に、レメディを飲み、感情の均衡を取り戻せば、免疫力が向上し病気は回復すると述べています。

皆様、お分かりでしょうか? ストレスで胃が痛くなったり、緊張で震えたり、尿が近くなったり、心と身体は繋がっています。また、家族の他界や恋人との別れで病気になるのも感情のバランスが崩れて免疫作用が低下したためだと思います。私も自然療法外来で、バッチフラワーレメディなどもも取り入れて、感情をほぐしてゆきたいと考えています。
                  小杉中央クリニック 布施純郎

Posted by 武蔵小杉の内科|武蔵小杉駅1分の内科なら小杉中央クリニック at / 気ままなブログ