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気ままなブログ

がん予防、免疫力を高める。

健康な人でも1日「5000個」ものがん細胞が生まれています。 それでも人が健康でいられるのはガン細胞ができるたびに「免疫細胞」が ガン細胞を攻撃して死滅させているからです。しかし、私たちの体には出来たばかりのがん細胞を退治する機能が備わっています。 

免疫細胞は血液の白血球の中に存在しています。さらに白血球の中にリンパ球や単球などがあります。このリンパ球の約70%は「T細胞」であり、血液の中を監視してパトロールしています。それから抗体を作る役割を担う「B細胞」やウイルス感染した細胞やガン化した細胞を いち早く見つけて攻撃してくれる「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」が白血球の中にあります。

また、単球は「マクロファージ」となり、細菌などの異物を細胞内に取り込み消化します。若いうちは、免疫細胞は活発ですので、ガンになることはまれです。免疫細胞の働きは加齢とともに落ちて行きます。「20代」がピークで「50代」になると約半分に落ちます。これらの免疫細胞に元気がなくなるとすり抜けて残ったガン細胞が増殖を続け 悪性腫瘍となっていくのです。これが高齢者がガンになる確率が多い理由の一つです。
玄米菜食

ガンだけでなく、多くの病気は免疫力の低下により発生してゆきます。ガン、慢性疲労症候群、腎臓病、慢性リンパ性白血病、心臓病、肝炎、痴呆症、自閉症、ダウン症、膠原病、感染症(インフルエンザ、結核、エイズ)などは免疫力の低下が大きく関与している病気だと言えると思います。

さて、免疫力を高めるにはどうすれば良いのでしょうか? 将来的には、これを飲んだり、装置を使えば、簡単に免疫力が高まるというものが開発されれば、良いのですが、免疫力を高める薬や装置はなく、西洋医学以外の代替医療に頼るのが現状です。さらに、こういう代替医療を説明できたり、よく理解している医師が極端に少ないのが現状です。

まずは、(1)食事療法です。玄米などの自然食を食べて、肉を取らないマクロビなどの方法、反対にガンは糖質を利用するのでごはんなどの糖質を減らす糖質制限です。これは糖尿病などの治療で使われ始めています。(2)身体を温める温熱療法です。今は、平熱が35度台という低体温の人が当たり前になってきていますが、体温を体温を1度上げると、免疫力は一時的に5~6倍アップすると言われています。長風呂、温泉、岩盤浴などいいですね。寒い時期は、暖かい下着を着けるだけでも、身体は少し温まります。

今日は、スペースもないので、免疫力を高める代替医療を列記させていただき、終わりとします。。何かわからない点がありましたら、診察やメールなどでご連絡ください。

(1)玄米などの自然食、納豆などの酵素食、マクロビ、オーガニックなものを食べる、 糖質制限、砂糖を食べない、人工甘味料を取らない。良い水を多めに飲む。良い油を取る。禁煙、適度な飲酒
(2)温熱療法
   温泉、岩盤浴、酵素浴、サウナ、温熱マット
(3)運動
   筋肉をつける。基礎代謝を上げる。→体温が上がる。

(4)漢方治療
   補中益気湯、大建中湯など
(5)ビタミン、ミネラル
   柑橘類は多めに取る。にんじん夏みかんジュース
   リンゴは良くない。マルチビタミン、サプリメント
(6)思考や性格の改善
   ホメオパシー、フラワーレメディなどで、性格や思考の改善。インナーチャイルドを癒やす。悪い思考回路を改善。ストレスを減らす。

(7)腸内環境の改善
   ヨーグルト、乳酸菌、オリゴ糖、酵素食、EM菌(EM-X GOLDなど)

(8)自分の仕事、やりがいのあることをする。

(9)適度な睡眠、十分な休息、早寝早起き、朝日を浴びて、ジョギング

(10)海外や自分の好きなところ、パワースポットに出かけて長めに滞在、自然の中を歩く。

(11)身体を整える。気功、マッサージ、指圧、足裏マッサージ、十字式

(12)笑うこと。落語、まんざいを毎日見る。

(13)尿療法、尿ホメオパシー

(14)瞑想、腹式呼吸

(15)音響、音楽療法 シンギングベル、

(16)ケイ素など、その他のサプリ

 
小杉中央クリニックは武蔵小杉北口から徒歩1分の内科クリニックです。必要な薬は使いますが、薬漬けの医療には反対します。何かおかしいので、相談したいという方は、お気軽に相談してください。皆様のお役に立てるクリニックを目指しています。よろしくお願いいたします。 

小杉中央クリニック 院長 布施純郎

Posted by 武蔵小杉の内科|武蔵小杉駅1分の内科なら小杉中央クリニック at / 気ままなブログ